結婚式当日の朝~私の回想
私の母のことをお話しさせていただきます。
私は結婚式の当日
自分で結婚すると決めたのに、玄関先で座って泣いてしまいました。
今考えると、本当に親が大好きな子供だったのだと、感じます。
主人とは7年間も付き合った末の、恋愛結婚でしたので、本当は
嬉しいだけのはずなのに、結婚式の朝は実家の玄関を出るのが
イヤで、座り込んで泣いていたのです。
自分で決めたことなのだからと仕方ないと玄関を出たのを覚えています。
最愛の人と暮らすのはうれしいのですが、同じ建物に主人の
両親が住んでいたので、不安もあったのではないかと、
今思うと懐かしく思い返します。
そんな私も結婚して一年後には、娘が生まれまして、人の親としての生活が始まりました。
子供が生まれてからも、毎日、母親恋しさに実家に通ったことを
思い出します。
義理の母親には、とても厳しい目と態度を受けて
何も苦労なしで育った私には相当答えたのは事実です。
そんな時でも、私の母のところに通って今ある状況の苦労や、愚痴を言い続けましたが、母は一貫して、
自分が決めたことなのだからといい、うまくやりなさいと言わんばかりに、甘えさせるのを避けていたように思います。
今、考えると もし、母が私のいうことを、わかってくれて
一緒に愚痴を共有していたら、この結婚生活は継続しなかったのではないかと確信できるほどです。
正直、今でも義理の母親の理不尽な態度は収まりませんが、何より主人も
結婚して以来第3者の目で、私の味方をしてくれていましたのでそれが救いでした。
何も悪いことをしていないのに、受ける理不尽な数々の事柄
今では、
もう、今の私は何にも動じないくらい強くいます。
簡単に人の性格は変わらないということを
イヤなほど痛感しました。でも、離婚せずに済みました。
これは、母がずっと、私の耳の痛い、姑の理不尽な話を受け流し、毅然とした態度を娘にとっていたからに他なりません。
私の母は、自身もとても苦労した人なのですが、妻としても、母親としても立派な人だと心から思います。
母だって、私のされていることを聞いたら、内心悔しかったり、
耳をふさぎたくなったに違いありません。
が、我慢して聞いてくれました。寄り添うように。。
大好きな母が身体のあちこちが、痛いところが増えて、体が衰えていくのを聞くと、とても心配ですが、
出来るだけ長生きしてほしいです。
先日の母の日は、とうとう実家に行けなかったのですが、
気づけば私は主人と、主人の母と外食をしていました。
「私は、すっかり、この家の人になったんだなぁ。」としみじみ感じていました。
「この道のりは長かったなー」と思います。
結婚したころ、ビービー泣いて、母親恋しく甘えていた娘が、今はこんなに成長しました。
今では、うちに息子のお嫁さんもきて幸せです。
私は、自分の体験上、息子のお嫁さんにはイヤな思いをさせてはいけないと肝に命じています。外からくる人はそれだけでも不安だと思うので、守ってかわいがってあげたいです。
何より、とてもかわいい子です。
いろいろなことを経験して、今の私が出来ました。
結婚は、さまざまなストーリーを生み出します。
でも、最後には、結果オーライ。
天命を全うするとき、
最後には心から満足して自分の人生を終えたい。
いろいろあるけれど、結婚は
自分の人生を彩って、豊かにしてくれるものだと思います。
私は、婚活していく全ての皆さんに
結婚は、順風満帆で何もないということはいいません。
人それぞれですが、大なり小なりのことはあります。
でも、
「何があってもビックリしないで!」
「どんなことでもどうにかなる」というメッセージを自分の体験から
お伝えしていきたいです。
「YUKI婚サルタント」ではご成婚卒業後でも、
さまざまな、相談受け付けますので安心して、ご入会下さいね。(^^)/